

「自然のある環境で仕事をしたい」
「転職を機に地方で暮らしたい」
「地方移住するメリット・デメリットを詳しく教えて!」
こんな悩みを解決します。
記事の内容
近年、地方移住している人は増え続けていますよね。
節約もできてお金も貯まり充実して生活を送りたいと持っている人が増えています。
今回は、地方移住したいけど気になるポイントをまとめましたので、ぜひ地方移住を少しでも検討している人は参考にしてください。
この記事を読み終わると
地方移住をする時の気になるポイントが明確に分かり、充実した地方生活を送る事ができるようになります。
地方移住をする理由は?
近年、注目されている「地方移住」をする理由は様々ありますが
特に大きい理由として、わざわざ東京で出稼ぎしに行かなくても、リモートワークを中心とした仕事をして、最低限のお給料をもらえば、物価や家賃が低い田舎では十分暮らしていけることから人気がじわじわと伸びています。
また、地方の自治体からも支援があり、経済的に困る心配もなく充実した地方生活を送っている人が老若男女関係なく増えています。

「自治体からの支援って?」
地方移住を自治体が支援してくれる!
最近は、地方に移住する事で金銭的に支援をしてくれる自治体も増えています。
具体的な取り組みを4つ簡単に紹介します。
各自治体による情報サイト
自治体ごとに、移住に関連した情報をまとめてくれているので、安心して信頼性の高い情報を入手する事ができます。
例えば
- 市町村ごとのイベントの様子や雰囲気
- 仕事の情報
- 住居について
など
その地域に精通した自治体の人が、それぞれの家庭状況に合わせて紹介されている事が多く、より具体的に地方移住について検討してくれます。
支援金の支給
具体的な検討に限らず、地方移住者には、奨励金や補助金といった支援金を支給してくれる自治体まで存在します。
例えば
- 新築住宅の購入支援
- 住居のリフォームなどの支援
など
まだまだ差はありますが、場所によっては100~300万程度の支援金を出してくれる自治体もあり、住居以外にも除雪や太陽光発電といった地域ごとの良し悪しを上手く活用した支援もしてくれます。
商品券や無料券
自治体にもよりますが、地域ならではの場所で使用できる商品券や特定の施設で使える無料券などがもらえます。
意外と生活の助けになることが多く、それぞれの自治体・地域でどのようなクーポンを出しているか確認しておきましょう。
独り身でも安心!婚活制度や奨学金
ちょっと変わった支援制度もあります。
単純な計算で日本の離婚率は約35%です。その事からシングルマザーやシングルファザーの方が地方移住を検討される方は珍しくありません。
そんな時に気になるのが経済面ですよね。
しかし、シングル家庭でも安心して移住してくれるように各自治体は様々な工夫を行っています。
例えば
- 島根県邑南市の「中学卒業まで医療費全額無料」
- 新潟県の「世帯年収300万以下への家庭は奨学金の返済を年収300万円に上がるまで待つ」
など
他の各自治体もシングル家庭の方にも手厚いサポートをしてくれるので、興味のある自治体のホームページなどをよく見ておきましょう。

「人それぞれに合ったサポートをしてくれるのね!」
どんな人が地方移住をしているの?
総務省の「過疎地域の人口移動に関するデータ分析(2019)」によると
地方移住した
20代30代以外の年齢層が15%未満に対して
20代30代の男女共に20%を超える数値を出しています。
つまり、若い人の地方移住への関心度・人気度共に高まっている事が分かります。
経済的にも大きな余裕が無い場合がほとんどの若い人が支出を減らす事により、快適な暮らしを求めているという事です。

「若い人からの注目度が1番高いのね!」
さらに、今の仕事にやる気が出ない人にも非常におすすめです。
都会でやっている現状の仕事に満足いかない人は
こちらの記事を先に読むことをおすすめします。

地方移住のメリット
ここからは本題のメリットとデメリットについて、それぞれ8個ずつ紹介します。
家賃や食費が安い
おそらく大きな注目ポイントの1つではないでしょうか?
食材も安く美味しいのですが、それ以上に圧倒的に家賃が違います。
「上には上がいる」これはよく聞く言葉ですが、反対に
下には下がいます(笑)
もちろん、悪い意味ではないです。
「家賃は高い方が良いんや!!」
なんてマウントを取っている人は放っておきましょう。

「具体的にどれくらいの数字?」
筆者が知っている限りでは、1番低い人で
9部屋の古民家で月1500円の人を知っています。

「なんでそんなに安くなるの?」

「もちろん、古くて価値がないからです(笑)」
「壊れないの?」といった声が出てきそうですが、支援制度の中にもリフォーム工事を安くしてくれるサービスもあるので上手く活用してリフォームすれば安心です。
自然に囲まれて空気がおいしい
こちらも大きな注目ポイントの1つですね。
とにかく自然に囲まれて、なにより空気の違いが分かります。
夜も涼しげな夜風に当たりながら空をゆったり眺める
このような非日常的な空間をいつでも楽しむことができるようになるのも大きなメリットの1つです。
気軽に屋外運動
アウトドアが好きな人にもおすすめです。
休日に都会から子供と共に何時間も運転して地方まで出る必要が無く、近くの屋外レジャーなどで、平日でも気軽に遊べることも良いポイントですね。
家庭を持つ方にこそ重要視されるメリットでもあります。
場所問わず仕事ができる
最近の話題で言えば、コロナウイルスによるリモートワークの快適さ
これが非常に浮き彫りになったと思います。
実際に「給料は多少減っても良いから、出勤を無くしてくれ」といった声が各段に増えています。
また、すでに動き始めている人は多数いて地方からのリモートワークにより場所に縛られない生き方を実現している人も少なくありません。
「そろそろリモートワークも終わりか...」
なんて感じてしまう人は人生を変える大きなチャンスにもなります。
待機児童の解決
社会問題化している待機児童。
つまり教育を受けたくても受けられない子は、年々増加傾向にあります。
共働きが当たり前の現代では、非常に困る問題です。
しかし、地方移住ランキングで人気の高い長野県や新潟県などでは待機児童の数は「0」といった数字もあります。
「子供の教育に心配、共働きで手が離せない」
そんな子供連れの家庭でも、安心して地方移住できるといったメリットもあります。
ストレス軽減
毎日のように満員電車に揺られて、やっと職場についたと思ったら上司から怒られてばかり、落ち込んでいる自分を慰めてくれる同僚もいない。
そんな職場や人間関係の悩みも断ち切る事ができます。
人間の悩みはほとんどが人間関係と言われます。
人生を変える要因の半分も人間関係と言われます。
それほど人生に大きく影響する人間関係を蔑ろにしていては、いつまでたっても収入は上がらず、都会で消耗し続ける日々が続きます。
しかし、一歩地域に出てしまえば、無駄な人間観毛を作らずに大事な人との時間が、より濃いものとなります。
個人としてスキルが身につく
これについては自分次第の所はありますが、地域に出るという事はほとんどの人がリモートワークです。
リモートワークをする上で、インターネット上の知識が身に付き副業をする余裕も生まれます。
そうなってくると、場所に縛られずに使えるスキルを習得する事ができ、支出は減っているのに収入は少なからず増えていきます。

「地方移住のメリットはたくさんあるね!」
地方移住のデメリット
ここからは気になるデメリットを8個紹介します。
もちろん、その後に解決策も紹介するので悲観的に捉えないでください(笑)
交通手段がないと不便
もちろん地域にもよりますが、大体の場合1番引っかかるポイントです。
ちょっと遊びに行くときや、必要な買い物に行くときに交通手段が少ないのが問題で、最低限、車が一台は必要だと考えます。
それぞれの地域や住居周りの交通関連はよく確認しておきましょう。
娯楽・商業施設の有無
こちらも交通手段と同じですが、娯楽施設は少ないです。
そんな場所が目的ではない人からしたら問題ではないですが、若者には気になるポイントの1つになるはずです。
「遊びに行く」と言っても、出かける場所が映画館や遊園地などの人は、移住先にどんな施設があるのか、どれくらいの頻度で行けそうなのかしっかり確認しておきましょう。
就職・転職先の選択肢が少ない
最近は、地方の過疎化が進み人手不足の場合が多いので、選ばなければ仕事自体は簡単に見つかるはずです。
しかし、大企業が地方に工場を置いている場合もありますが、都会と比べるとどうしても職場の選択肢が減る事は間違いないです。
転職する場合は急に収入が変わる場合も多く、まずは副業などで場所や時間に縛られない第二の収入源を持っておくと安心です。
職場や学校の確認
仕事の選択肢と合わせて、子供の教育機関も確実に探しておきましょう。
子供や大人に限らず、通勤・通学時間が長いとメンタルが悪くなり幸せを感じにくくなるといった研究もあります。
自分の事だけでなく、子供の幸せのことも考えて、教育機関の確認は済ましておきましょう。
近所付き合い
移住する時は近隣住民の人との近所付き合いは必須です。
もちろん、それが苦にならずとても楽しいという方もいると思うので、絶対にデメリットになるとは思いませんが、人間関係が増えることは間違いないです。
「地方に行きたいけど誰にも邪魔されず一人でのんびり暮らしたい」
「人と話すのは苦手」
そんな人が地方移住すると、田舎の人はフレンドリーな人が多く
「コミュニケーションが得意じゃないから地方に来たのに、むしろ人付き合い増える...」となりかねないので、近隣住民の人はどんな人かも下調べしておく必要があります。
気軽にお酒が飲めない
ここに関しては賛否が分かれるはずです。
気軽にお酒が飲めないというのは、「お店が少ない」という事です。
全体的な商業施設が少なければ、お酒を飲める居酒屋が少ないのも当たり前ですよね。
しかし「せっかく夫婦仲良く地方移住したからこそ家でのんびりお酒を楽しみたい」
という宅飲み派の人はあまり気になるポイントになりません。
虫がいる
先に言っておきますと、都会にも虫はたくさんいます。
ここで言う虫とは、大きさです。
都会の虫との差はサイズが全然違う事です。
上記で説明した「しゅうへい」さんの古民家では、毎日のように虫が現れるのは日常茶飯事だそうです。
もちろん、古民家を購入しても、しっかりリフォームする事で、虫の侵入経路を防いだり、そもそも虫に慣れる人は多いです。
ただ、どう頑張っても「無理なものは無理な人」はいます。
そんな方は難しいポイントでもあります。
虫よけグッズを駆使しましょう。大体なんとかなります。
仕事の時間管理
地方移住する人は、やはり時間に縛られた生き方をしていない人が多いです。
自分で仕事を取ったり、個人で動いている人が多く、「メリット」で紹介した「スキルが身に付く」と捉えることもできますが、自由時間と仕事時間が明確に分かれていない場合が多いため、ついダラダラし始めると止まらない人もいます。
人によっては自制心を鍛える必要があると思います。
自制心の鍛え方はすでに紹介しています。


「デメリットもしっかりあるのね...」

「どんなことにもメリット・デメリットは付き物です」
しかし、事前の下調べや対策を怠らずに行えば、失敗せずに充実した地方生活を送る事ができます。
地方移住に失敗している人は、ほとんどが下調べせずに移住して理想と現実のギャップに苦しんでいる場合が多いです。
地方移住のメリット・デメリット まとめ
今回は「地方移住のメリット・デメリット」について紹介しました。
まとめると
【地方移住のメリット】
【地方移住のデメリット】
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最近は老後の楽しみを田舎でゆったりと暮らすだけでなく、若者からも注目されて人気上昇中の「地方移住」
経済的に大きな収入が無くても自治体などの支援を上手く活用する事により、夢のセミリタイアが夢で終わらず現実のものとなります。
人によってメリット・デメリットの価値観は変わります。
少しでも地方移住に興味がある方は、今回紹介した地方移住のメリット・デメリット全16項目を1つずつ問題ないのか確認しておきましょう。
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